【発音講座5】「ウ」と「ウー」の音をマスター!

このページでは「ウ」と「ウー」に関する知識をお伝えします。

しっかりと記憶に残すためにも、この記事のために厳選した4択問題をぜひ解いてください。

※問題とルールは通し番号になっていますので、1から始まっていない場合があります。

時間のない人は、下の目次の2.「ウ」に関するルールまとめに飛んでもらえば1分で終わります。

スポンサードリンク

4択問題に挑戦!

-u- の読み方

Q13.下線部の発音が1つだけ異なるものはどれ?

1. cushion

2. future

3. human

4. uniform

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

正解!正解!

残念!残念!

正解は 1 です。

1は[u]、他は[juː]です。-u- を「ウ」と読む単語は少ないので覚えましょう。

発音記号と詳細説明を見る
  1. cushion[kúʃən]
  2. future[fjúːʧər
  3. human[hjúːmən]
  4. uniform[júːnəfɔrm]

ルール13

-u- は原則的に[ʌ]か[juː]で、[u]と[uː]は例外的

-u- はローマ字読みは「ウ」ですが、実際の英単語ではほとんど[u]とは読まれません。

圧倒的に[ʌ]「ア」が多く、次いでアルファベット読みの[juː]「ユー」と読まれます。

ちなみに発音記号に[y]はありません。-y- の音(いわゆるヤ・ユ・ヨの音)は発音記号では[j]で表します。

※発音記号にないのはc、q、x、yの4つです。

-u- の例外的な発音をまとめます。

-u- を[u]と読む主な単語

・bullet[búlit]
・butcher[búʧər
・cushion[kúʃən]
・push[púʃ]
・put[pút]
・sugar[ʃúgər

最後のsugarは「シュガー」という音なので-u-を「ユ」と読んでいると思われがちですが、発音記号[ʃ]は「シ」(無声音)という音であり、「シ」+「ウ」=「シュ」となります。

※bullet「(名)弾丸」、butcher「(名)肉屋」、cushion「(名)クッション」、push「(動)押す」

-u- を[uː]と読む主な単語

・flute[flúːt]
・June[ʤúːn]
・junior[ʤúːniər
・pollute[pəlúːt]
・pollution[pəlúːʃən]
・rude[rúːd]
・supermarket[súːpərmὰrkit]

Juneやjuniorの -u- も「ユ」ではありません。

先ほどのsugarと同じく、発音記号[ʤ]は「ジ」という音であり、「ジ」+「ウ」=「ジュ」となります。

※flute「(名)フルート」、junior「(形)年下の」、pollute「(動)汚す」、pollution「(名)汚染」、rude「(形)失礼な」

では、復習しましょう。

Q13の復習

1. computer

2. cucumber

3. June

4. music

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

正解!正解!

残念!残念!

正解は 3 です。

3は[uː]、他は[juː]です。

発音記号と詳細解説を見る
  1. computer[kəmpjúːtər
  2. cucumber[kjúːkʌmbər
  3. June[ʤúːn]
  4. music[mjúːzik]

ルール13 (再掲)

-u- は原則的に[ʌ]か[juː]で、[u]と[uː]は例外的

前回の詳細説明を読んでいれば問題は簡単だったと思いますので、ちょっとこぼれ話をしたいと思います。

アメリカ人は「ュ」(小さいユ)の音を出さない傾向があります。

たとえばstudent、tube、tulipを発音するとき、「ストゥーデント」、「トゥーブ」、「トゥーリップ」のようになります。

Youtubeは米音では「ユートゥーブ」です。

※あくまで基本的な傾向です。地方や個人での差はあります。

英音では[juː]となるので、「ステューデント」、「テューブ」、「テューリップ」と、日本人になじみのある発音にやや近い感じです。

このように -u- の発音が米英で[uː | juː]となる単語は意外と多いです。

上記の他にも次のようなものがあります。

・assume[əsúːm | -sjúːm]
・consume[kənsúːm | -sjúːm]
・illuminate[ilúːməneit | iljúː-]
・introduce[intrədúːs | -djúːs]
・reduce[ridúːs | -djúːs]

※assume「(動)想定する」、consume「(動)消費する」、illuminate「(動)照らす」、introduce「(動)紹介する;導入する」、reduce[(動)減らす]

もし英会話をする機会があれば、これらの単語を相手のネイティブがどちらで発音しているか意識して聴いてみると、その人の属す英語の種類が垣間見れますよ。

-oo- の読み方

Q14.下線部の発音が1つだけ異なるものはどれ?

1. fool

2. foot

3. wood

4. wool

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

正解!正解!

残念!残念!

正解は 1 です。

1は[uː]、他は[u]です。-oo- を「ウ」と読む単語に注意しましょう。

発音記号と詳細説明を見る
  1. fool[fúːl]
  2. foot[fút]
  3. wood[wúd]
  4. wool[wúl]

ルール14

-oo- は原則的に[uː]だが、ときどき[u]で、まれに[ʌ]

-oo- は基本的に[uː]「ウー」で、例外的に[u]「ウ」と[ʌ]「ア」になります。

例外を覚えましょう。

-oo- を[u]と読む重要単語

・hood[húd]
・shook[ʃúk]
・stood[stúd]
・wool[wúl]

上記でも特にhoodとwoolは要注意です。

どちらも日本人はカタカナ語として「フード」、「ウール」と伸ばして発音してしまっているので、まったく通じません。

※hood「(名)頭にかぶる布、ずきん」、shook:shake「(動)振る」の過去・過去分詞形、stood:stand「(動)立っている」の過去・過去分詞形、wool「(名)羊毛」

-oo- を[ʌ]と読む重要単語

・blood[blʌ́d]
・flood[flʌ́d]

※blood「(名)血」、flood「(名)洪水;(動)水浸しにする」

では、復習しましょう。

Q14の復習

1. cook

2. hood

3. stood

4. tooth

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

正解!正解!

残念!残念!

正解は 4 です。

4は[uː]、他は[u]です。

発音記号と詳細解説を見る
  1. cook[kúk]
  2. hood[fúd]
  3. stood[stúd]
  4. tooth[túːθ]

ルール14 (再掲)

-oo- は原則的に[uː]だが、ときどき[u]で、まれに[ʌ]

正解できましたか?

cookは「(動)料理する」だけでなく「(名)料理人」も意味しますが、日本語では『コック』さんになってしまっていますね。

hoodは前回も書きましたが、「フード」ではありませんので本当に注意して下さい。

パーカーの頭にかぶる部分も、台所のガス台の上の換気扇部分(レンジフードと呼ばれます)も、どちらも[húd]「フッド」でないと通じません(「フード」はfood(食べ物)のことしか指しません)。

stood[stúd]も少し日本人には発音しづらいかもしれませんが、しっかり口に力を入れて発音しましょう。

以上で -oo- の例外についてはおしまいです。

母音に関する問題は次で最後です!

[uː]と読むつづり

Q15.下線部の発音が1つだけ異なるものはどれ?

1. grew

2. juice

3. soup

4. women

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

正解!正解!

残念!残念!

正解は 4 です。

4は[i]、他は[uː]です。womanとwomenの発音の違いに気をつけましょう。

発音記号と詳細説明を見る
  1. grew[grúː]
  2. juice[ʤúːs]
  3. soup[súːp]
  4. women[wímin]

ルール15

[uː]と読むつづりは多いので、原則と例外を区別して効率良く覚える

さて、今回は[uː]「ウー」と読むつづりをまとめます。

主なつづりは -ew-, -ou-, -o-, -ui- です。

少し長くなりますが、最後なので頑張ってください。

まず -ew- から。

-ew- を[uː]と読む単語

-ew-はほとんど[uː]か[juː]と読みます。

・chew[ʧúː]
・crew[krúː]
・dew[dúː | djúː]
・few[fjúː]
・jewel[ʤúːəl]
・new[núː | njúː]
・stew[stúː | stjúː]
・screw[skrúː]

chewの -ew- は「ユー」ではありません。

発音記号[ʧ]は「チ」(無声音)という音であり、「チ」+「ウー」=「チュー」となります。

※chew[(動)噛む]、crew「(名)乗組員」、dew「(名)露」、jewel「(名)宝石」、stew「(名)シチュー」、screw「(名)ねじ」

-ew- は不規則動詞の過去形にもあります。

・blew[blúː]
・drew[drúː]
・flew[flúː]
・knew[núː | njúː]
・threw[θrúː]

よく使われる重要単語ですから、抜かりなく覚えてください。

※blew:blow「(動)吹く」の過去形、drew:draw「(動)描く」の過去形、flew:fly「(動)飛ぶ」の過去形、threw:throw「(動)投げる」の過去形

続いて-ou-を[uː]と読む単語です。

-ou- を[uː]と読む単語

・group[grúːp]
・route[rúːt]
・soup[súːp]
・through[θrúː]
・wounded[wúːndid]
・you[júː]
・youth[júːθ]

※route「(名)道筋」、soup「(名)スープ」、through「(前)~を通って」、wounded「(形)負傷した」、youth「(名)青年期」

さらに-o-を[uː]と読む単語です。

-o- を[uː]と読む単語

・approve[əprúːv]
・improve[imprúːv]
・lose[lúːz]
・prove[prúːv]
・tomb[túːm]
・woman[wúːmən]
・womb[wúːm]

※approve「(動)承認する」、improve「(動)改良する」、lose「(動)失う;負ける」、prove「(動)証明する」、tomb「(名)墓」、womb「(名)子宮」

最後に-ui-を[uː]と読む単語です。

-ui- を[uː]と読む単語

・fruit[frúːt]
・juice[ʤúːs]
・suit[súːt | sjúːt]

※suit「(名)スーツ;訴訟」

最後なので奮発しました!多すぎるという人も、あと一息ですから頑張ってください。

では、最後の復習問題です!

Q15の復習

1. chose

2. threw

3. through

4. wounded

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4

正解!正解!

残念!残念!

正解は 1 です。

1は[ou]、他は[uː]です。

発音記号と詳細解説を見る
  1. chose[ʧóuz]
  2. threw[θrúː]
  3. through[θrúː]
  4. wounded[wúːndid]

ルール15 (再掲)

[uː]と読むつづりは多いので、原則と例外を区別して効率良く覚える

最後の問題はちゃんと正解できましたか?

choseはchooseの過去形です。発音の違いに注意しましょう。

woundedはwoundという単語の過去・過去分詞形ですが、woundは動詞windの過去・過去分詞形という別の顔があるため、区別するために-ed-をつけています。

※wound「(動詞)負傷させる」、wind「(動)曲がりくねる」

これで母音の発音に関する問題は終わります。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

またもう一度最初から解き直すと、さらに定着しますよ。

一週間後くらいにぜひどうぞ。

「ウ」に関するルールまとめ

「ウ」「ウー」と聞こえた時の心構えはもう大丈夫ですか?

もう一度ルールをおさらいしておきましょう。

ルール13

-u- は原則的に[ʌ]か[juː]で、[u]と[uː]は例外的

ルール14

-oo- は原則的に[uː]だが、ときどき[u]で、まれに[ʌ]

ルール15

[uː]と読むつづりは多いので、原則と例外を区別して効率良く覚える

以上3つのルールを覚えておきましょう。

単語のつづりで -u-, -oo-, -ew- などを見るたび思い出してくださいね。

あわせて次の内容もご確認ください。

表記法について

このページでは、説明の中で発音やつづりを明確に区別できるよう、次のように表記方法を定めています。

発音記号:[ ]で囲む。

 例:[æ],[ʌ],[əːr

●単語のつづりの一部:- - (ハイフン)で囲む。

 例:book → -b-, -oo-, -k-

●カタカナ発音:「 」で囲む。

 例:「ブック」「サマー」

・米音と英音の区別:[米 | 英]と表記。

 例:rock[rɑk | rɔk]

・米音と英音の区別(r):[r]と表記。

 例:car[kɑːr

 ※上の例は[kɑːr | kɑː]と同意(英音では伸ばす[r](巻き舌のr)は発音されない)。

参考書籍

正しい発音を身につけるには音を聞くのが一番です。

CD付きのものを1冊持ちましょう。

次によく読まれている記事

ここ1週間の間、この記事を読んだ人が次によく読んでいる上位記事はこちらです。

【発音講座1】「ア」と「アー」の音をマスター!
簡単ルールで「ア」や「アー」の音の違いをすぐにマスターできます。楽しい4択クイズでいつの間にか発音記号も覚えられます。センター試験の第1問対策や英会話の上達などにご利用ください。
【発音講座2】「オ」と「オー」の音をマスター!
簡単ルールで「オ」や「オー」の音の違いをすぐにマスターできます。楽しい4択クイズでいつの間にか発音記号も覚えられます。センター試験の第1問対策や英会話の上達などにご利用ください。
【発音講座3】「エ」と「エイ」の音をマスター!
簡単ルールで「エ」や「エイ」の音の違いをすぐにマスターできます。楽しい4択クイズでいつの間にか発音記号も覚えられます。センター試験の第1問対策や英会話の上達などにご利用ください。
【発音講座4】「イ」と「イー」の音をマスター!
簡単ルールで「イ」や「イー」の音の違いをすぐにマスターできます。楽しい4択クイズでいつの間にか発音記号も覚えられます。センター試験の第1問対策や英会話の上達などにご利用ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました