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早稲田大学の得点調整の有無と計算方法まとめ

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早稲田大学は得点調整を行うか

はい、行います。

大学公表の入試結果には次のような記述があります。

成績標準化

科目間の難易度の差による有利・不利をなくすこと、各試験教科の配点ウェイトを合計点に適切に反映することを目的として、標準化等による得点調整を行う場合があります。

なお、学部によって得点調整の対象になる教科が異なります。以下の表を参考にしてください。

学部 得点調整科目
政治経済 外国語、地歴または数学
全教科
文化構想 全教科
全教科
教育 全教科(ドイツ語、フランス語を除く)
全教科
社会科 地歴・公民または数学
人間科 全教科
スポーツ科 国語または数学
国際教養 地歴または数学

※「センター+一般方式」のセンター試験科目は対象外。

成績標準化の方法については公表されておらず不明ですが、ネット上ではいくつかの公式が紹介されています。

私が生徒に紹介しているのは次の公式です。

(自分の得点-平均点)÷8×10+満点の半分

基本的にそのまま使って大丈夫ですが、標準偏差の知識がある人は8の部分(標準偏差)を微調節して計算しても構いません。

実際の標準偏差は公表されていないため不明ですが、概ね6~10程度が妥当かと思います。

※標準偏差がよくわからない人は同志社大学の得点調整の記事で簡単に説明していますのでご参照ください。

大学は計算方法を公表していませんし、受験者個々の素点もわからないため正確な数値を算出することは不可能です。

ただ、少しでも成績標準化のイメージに近いものを持つという意味で、役立つ公式であることは間違いありません。

正しい数値が出るわけではないことを理解した上で、あくまでも参考としてご使用ください。

なお、上智大学や青山学院、中央、法政といったMARCHの各大学などでも上の計算式を試しに利用してみてもかまいません。

繰り返しますが、あくまで仮の計算式ですので、過信することのないようご注意ください。

(参考)早稲田大学の合格最低点推移

早稲田大学の合格最低点と倍率の推移【2006~2023】
早大の合格者成績と倍率の推移を最大17年分掲載。政治経済学部、法学部、文化構想学部、文学部、教育学部、商学部、基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部、社会科学部、人間科学部、スポーツ科学部、国際教養学部についてまとめています。

(参考)得点調整とは何か?

【保存版】私立大学入試の得点調整・標準化とは何か?計算方法は?
過去問を解いてから合格最低点を見たときに「アレ、意外と低いなあ?これならもう勉強しなくても受かるんじゃね?」なんて思ったら要注意!それ、得点調整が行われているかもしれません。

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