【保存版】難関私大の得点調整・標準化とは何か?計算方法は?

合格最低点はウソ?

赤本などで目にする合格最低点は、実は本当の点数ではないかもしれません。

「ウソ」というのはやや大袈裟ですが、過去問を解いてから合格最低点を見てみたときに、こう思う人も少なくないはず。

「アレ、意外と低いなあ?これならもう勉強しなくても受かるんじゃね?」

・・・なんて思ったら要注意!

それ、「得点調整」が行われているかもしれません。

いったいどういうことなのでしょうか?

合格最低点を鵜呑みにしてはいけない

過去問を解いてその年度の合格最低点と照らし合わせる作業は受験生なら誰もがやっていることと思いますが、得点調整が行われた合格最低点は受験生の実際の得点(素点)ではありません

得点調整の役割は公平さの確保ですから、基本的には平均点の低い科目にはプラス補正が、平均点の高い科目にはマイナス補正がかけられるということになります。

問題の難易度によってプラスかマイナスかは変わってきますので、合格最低点を参照する場合は、その年度の問題が易しかったのか、それとも難しかったのかということも把握しておく必要があります。

しかし、予備校の先生など、入試問題に詳しい人が身近にいなければ、基本的には自分で実際に問題を解いてみて、その手応えを自己分析するしかありません。

易しかった割りに合格最低点がやけに低いと感じるなら、それはマイナス補正がかかっているということでしょう。逆もまた然りです。

このサイトにも主要な大学の合格最低点を掲載していますが、くれぐれも鵜呑みにすることのないよう注意して参照するようにしてください。

得点調整の目的とは?

主に選択科目の違いによる有利不利をなくすための配慮です。

たとえば日本史と世界史が選択できた場合、日本史の平均点が高めに出て、世界史の平均点が低めに出た場合、単純に合計点で合否判定をすると、世界史受験者は不利になります。

これでは受験生の実力を公平に測定しているとは言い難いので、偏差値などを用いて、同じ尺度で測定できるようにするのが得点調整です。

その他、たとえば英語200点、数学100点といった、特定科目の学力を重視する傾斜配点という配点方法を取る大学や学部も多いですが、英語の平均が50点、数学の平均が70点のように、傾斜配点が意味をなさないほど問題が難しくなってしまったときなどにも調整する必要が出てきます。

同じようなことが中央大学の募集要項にも記載されています。中央大学の得点調整についての記事で抜粋していますのでぜひ参照してください。

中央大学の得点調整の有無と計算方法まとめ
中央大学の入試における得点調整についての記事です。合格最低点等を参照する際にあわせてお読みください。

計算方法は?

偏差値を用いた計算方法と、中央値を用いた計算方法が主流のようです。

計算方法を公表していない大学も多いですが、ほとんどの大学がどちらかの方法を採用していると考えてよいでしょう。

関西大学の得点調整の記事で、これらについてわかりやすく説明しているのでぜひお読みください。

関西大学の得点調整の有無と計算方法まとめ
関西大学の入試における得点調整についての記事です。合格最低点等を参照する際に併せてお読みください。

なお、早稲田大学と上智大学については、大学は計算方法を公表していませんが、多くの予備校などで用いられている計算式を紹介しています。

それぞれの大学の得点調整の記事を参照してください。

早稲田大学の得点調整の有無と計算方法まとめ
早稲田大学の得点調整(成績標準化)について説明する記事です。おすすめの計算方法もご紹介。
上智大学の得点調整の有無と計算方法まとめ
上智大学の入試における得点調整についての記事です。合格最低点等を参照する際に併せてお読みください。

大学別・得点調整情報まとめ

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