【保存版】私立大学入試の得点調整・標準化とは何か?計算方法は?

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合格最低点はウソ?

赤本などで目にする合格最低点は、実は本当の点数ではないかもしれません。

「ウソ」というのはやや大袈裟ですが、過去問を解いてから合格最低点を見てみたときに、こう思う人も少なくないはず。

「アレ、意外と低いなあ?これならもう勉強しなくても受かるんじゃね?」

・・・なんて思ったら要注意!

それ、「得点調整」が行われているかもしれません。

いったいどういうことなのでしょうか?

合格最低点は鵜呑みにするべからず

過去問を解いてその年度の合格最低点と照らし合わせる作業は受験生なら誰もがやっていることと思います。

しかし、ほとんどの合格最低点は受験生の実際の得点(素点)ではないということは意外と知られていません。

得点調整が行われると、基本的には平均点の低い科目にはプラス補正が、平均点の高い科目にはマイナス補正がかけられます。

問題の難易度によってプラスかマイナスかは変わってきますので、合格最低点を参照する場合は、その年度の問題が易しかったのか、それとも難しかったのかということも把握しておく必要があります。

しかし、予備校の先生など、入試問題に詳しい人が身近にいなければ、基本的には自分で実際に問題を解いてみて、その手応えを自己分析するしかありません。

易しかった割りに合格最低点がやけに低いと感じるなら、それはマイナス補正がかかっているということでしょうし、逆もまた然りです。

とはいえ、ほとんどの場合マイナス補正によって素点よりも低い得点になっていると思われます。

得点調整後の合格最低点が60%ならば、実際の得点(素点)は70~80%くらいを目安にするのが一般的です。

このサイトにも主要な大学の合格最低点を掲載していますが、くれぐれも鵜呑みにすることのないよう注意して参照するようにしてください。

得点調整の目的とは?

主に選択科目の違いによる有利不利をなくすための配慮です。

選択科目AとBのうち、Aの平均点が高く、Bの平均点が低かった場合、単純に合計点で合否判定をすると、B選択者はA選択者よりも不利になってしまいます。

これでは受験生の実力を公平に測定しているとは言い難いので、偏差値などを用いて、同じ尺度で測定できるようにするのが得点調整です。

具体的に言えば、平均点が70点のテストで取った70点よりも、平均点が40点のテストで取った70点のほうが価値が高い、といったことを得点に反映させるために行うのが得点調整です。

また、特定科目の学力を重視する配点(傾斜配点)が設定されている場合も同様です。

たとえば数学200点満点、英語100点満点といった配点の場合、その学部・学科では数学力の高い人を求めていることになります。

ところが、数学が難しすぎて平均点が50/200点、逆に英語が易しすぎて平均点が80/100点となってしまった場合、せっかくの傾斜配点が意味をなしません。

このような場合にも調整する必要が出てきます。

※上記の内容は中央大学の募集要項にも記載されています。中央大学の得点調整についての記事で抜粋していますので参照してください。

得点調整の計算方法は?

偏差値を用いた計算方法と、中央値を用いた計算方法が主流のようです。

計算方法を公表していない大学も多いですが、ほとんどの大学がどちらかの方法を採用していると考えてよいでしょう。

関西大学の得点調整の記事で、これらについてわかりやすく説明しているのでぜひお読みください。

関西大学の得点調整の有無と計算方法まとめ
関西大学の入試における得点調整についての記事です。合格最低点等を参照する際に併せてお読みください。

なお、早稲田大学と上智大学については、大学は計算方法を公表していませんが、多くの予備校などで用いられている計算式を紹介しています。

それぞれの大学の得点調整の記事を参照してください。

早稲田大学の得点調整の有無と計算方法まとめ
早稲田大学の得点調整(成績標準化)について説明しています。公表されている合格最低点が低すぎると思った人は大正解!おすすめの計算方法もご紹介。
上智大学の得点調整の有無と計算方法まとめ
上智大学の入試における得点調整についての記事です。合格最低点等を参照する際に併せてお読みください。

大学別・得点調整情報まとめ

(参考)各大学の合格最低点推移

→ 早慶上理の合格最低点推移

→ GMARCHの合格最低点推移

→ 関関同立の合格最低点推移

→ その他私大の合格最低点推移

→ 国公立大学の合格最低点推移

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