【2019解答速報】立命館大学の英語の全文和訳と解説【2月3日全学統一方式】

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このページでは、2019年2月3日に実施された立命館大学(全学統一方式)の英語長文問題の全訳と、重要な箇所を中心とした解説を掲載しています。

実際に試験を受けた人も、まだこれから試験を控えている人も、今後の勉強の良い参考になると思いますので、ぜひご利用ください。

※短文形式の問題(主に語彙・文法知識を問うもの)については掲載予定はありませんが、お問い合わせよりご質問等を頂ければすぐに対応致します。

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2019年度立命館大学・2月3日全学統一方式の和訳と解説

※便宜的に段落番号を振っています。

第1問-全訳

1.

トーマス・エジソンは、死去した1931年の時点で、アメリカ国内だけで1,000以上の特許を持っていた。彼は、電灯照明、蓄電池、映画撮影用のカメラといった数々の機器を発明あるいは大きく発展させた人物として知られていた。

英文解釈

1文目の最後のaloneは副詞のonlyと同じく「~だけ」という意味(後ろから修飾することに注意)。2文目のinventingは後のadvancingと共通の目的語としてelectric ~ cameraまでを取っている。

2.

エジソンは、今日ではほとんど忘れ去られてしまっているものだが、惜しくもその業績に加え損ねたものが一つあった。彼は1890年、共同制作者のジョージ・パーソンズ・ラスロップとともに、SF小説の執筆にとりかかった。当初の題名は『Progress』であった。エジソンはそれが形になる前に放棄してしまったのだが、彼が書いた何十、何百枚のメモは、最終的にラスロップの手によって近未来的小説『In the Deep of Time』として1896年に出版された。

英文解釈

1文目のnearly addedは直訳すると「もう少しで加えるところだった」となるが、これはいきなり読むと意味が分からないだろう。しかし、先を読み進めれば意味が分かったはずだ。英文の意味が1文だけでは明確に取れないときは、1段落のカタマリの中で取るように頭を切り替える必要がある。

3文目のthe inventorはもちろんエジソンのことだが、英文ではこのように「the+名詞(肩書など)」でheやsheに代わる代名詞的用法をさせることがあるので、誰のことを指しているのか分からなくならないように気を付ける必要がある。

くれぐれも”the”を見逃さないこと。

3.

当時著名な文筆家であり、編集者、劇作家、そして詩人でもあったラスロップは、1888年後半、エジソンと連絡を取り、彼の発明家としての自叙伝を共同制作する提案を出した。ラスロップはすでにいくつかの雑誌に彼についてのことを書いており、そのうち、広く発行されているハーパーズという雑誌に掲載された記事『Talks with Edison』は、世界で初めて「発明家の発明方法」に関する考え方を示すものだと謳っていた。そのころまでにはもう、多くのアメリカ人にとって、エジソンは単なる一介の発明家ではなく、唯一無二の発明家として、特に、10年前に発明した電球によってその名を知られていた。

英文解釈

2文目のclaimedは後の不定詞to offerと結びつく(claim toVVすると主張する」)。3文目のwasn’tは後のbutと結びつく(not A but BAでなくB」)。

イタリック体のantheは冠詞としての意味の違いを強調している。不定冠詞(a, an)は複数あるうちのどれか1つという意味であり、定冠詞(the)はこの世に1つしかないもの(太陽や月、最上級など)という意味を表す。要するに、世の中にたくさんいる発明家のうちの1人という程度の存在(an inventor)ではなく、発明家と言えばエジソンしかいない、というレベルの発明家(the inventor)だということが言いたいのである。

文末のa decade earlierは過去の時点からさらに過去を指し示す表現。現在の時点から過去を指し示すa decade agoと使い方を区別する。

4.

ラスロップはハーパーズの記事において、エジソンは自分自身について話すことに強く異議を唱えていたと書いている。そのため、エジソンが彼の申し出を断ったことについてそこまで驚きはなかったのではないかと思われる。彼らはそれに代わる案を出した。それが、エジソンがアイディアを出し、ラスロップが書き上げるSF小説というものであった。エジソンは公教育をほとんど受けておらず、また、膨大な数の蔵書を有する熱心な読書家であったが、自分で本を書く才能も時間も持ち合わせていないと感じていたのかもしれない。

英文解釈

3文目のfor whichはfor the science-fiction novelに置き換えることができる。

最終文のeither A or Bは前にあるnotの影響でneither A nor B「AもBも~ない」と同じ意味。またtalentとtimeには共通で不定詞to write以下がかかる。

5.

二人がこの作業を始めた当時の人々は、最新の科学的発展に言及しながら未来を予言する本を熱心に買いあさっていた。SF小説のパイオニアであるフランス人作家ジュール・ヴェルヌが立て続けに本を出版し、アメリカ人作家エドワード・ベラミーのベストセラー時間旅行小説『顧みれば(Looking Backward)』が1888年に登場し、新人としてこのジャンルに挑んだイギリス人作家H・G・ウェルズは、自身の躍進となる著書『タイム・マシン(The Time Machine)』を1895年に出版した。

英文解釈

1文目のthe two menがエジソンとラスロップであることを掴む。

make predictions about ~、make reference to ~、といった『make+動詞の名詞形』が登場する。これらはその名詞を動詞に変えた1語に置き換え可能なので、predict、referといった動詞形も思い出しておく。

6.

当時、おそらく最も称賛されたアメリカ人科学者であったエジソンと、当時の批評家から一流の文筆家と見なされていたラスロップは、無敵の組み合わせであるように思われたにちがいない。世界中の記者が彼らのプロジェクトのニュース記事を書いた。

英文解釈

1文目は長いが、コンマで挟まれた挿入語句をとばし、Edison and Lathrop must have seemed ~. という骨組みを押さえる。must have Vpp「Vしたにちがいない」は重要表現。

7.

しかし、1890年後半までに、このプロジェクトは頓挫しているようであった。「エジソン氏が執筆中であると言われる待望の小説は中止された」と報じたのは、シドニーの新聞オーストラリアン・スターである。「エジソンは当初は非常に熱心で、ラスロップは彼と5~6回面談し、その中でエジソンは、ラスロップの理解が追い付かないほどの速さで次々と提案や示唆を出した。」同紙はさらに説明を続けた。「しかし、やがてエジソンの熱意が冷めた。彼は全てのことに飽きてしまい、それ以上はもう関与しなくなり、半分ほどまで進んだ小説をラスロップに丸投げした。」

英文解釈

2文目のelectricには「電気の」以外に「(電気でしびれるように)刺激的な;わくわくさせる、面白い」などのexcitingと似た意味がある。第3段落にあるとおり発明家エジソンは電球で有名であるため、あえてelectricを用いて2重の意味(ダブル・ミーニング)を持たせていると思われる。

3文目のようにthanの後にcanやcouldが用いられている場合、「~できるよりも」と訳すより「~できないほど」と訳した方が意味が分かりやすくなる。

最終文はtired of OOに飽きている」とhave nothing to do with OOと何も関係がない」が重要表現。またwith以下はwith O C(付帯状況のwith)。

8.

フランシス・アーサー・ジョーンズ著『Thomas Alva Edison: Sixty Years of an Inventor’s Life』(1908年)によれば、エジソンは、自分がやりたいことは「多くの有用なもの、たとえば作動させると物語を生み出す機械の小説家のようなものを発明することであって、電気についての小説を突き詰めることではない。」とラスロップに語ったという。

英文解釈

would rather V1 than V2V2するよりむしろV1したい」という重要表現を見つけ、「goするよりむしろinventしたい」という最小単位でのカタマリをきちんと作ると誤読の恐れがなくなる。

9.

ラトガース大学でのエジソンの論文集には二人の手紙のやり取りも含まれており、これらによって、ときに困難に満ちた二人の仕事上の関係をうかがい知ることができる。たとえば、1891年8月のある手紙でラスロップは不満を述べている。1ヶ月もの間ニュージャージーにあるエジソンの自宅近くで面談ができるのを待っていたが、結局たったの15分しかもらえなかったという。彼はこの経験をたとえて、「骨をもらえるのを待つ犬のように、何もしないでいることを強制」させられているようだと思ったとか。「しかも骨はもらえずじまいのね」

英文解釈

1文目後半のproviding insights ~.の部分は文末に続く分詞構文。主語と時制が主文と共通であることを利用して、a collection of Edison’s papers provides insights ~.と読む。2文目後半のwaiting for ~も同様。

2文目最後のthe inventor’s timeのthe inventorはもちろんエジソン。

10.

1891年10月のメモでは、エジソンは新聞記者に将来の展望について話しているとして不満を訴えている。「どうか、お願いですから、記者にこれ以上のことを明かしてしまわないでください。小説の成功に関わるどんなことも気にするのでしたら…。記者と話すために使う時間があれば、本を完結させるのに足りるだけの材料を私に提供することが、できるのではないかと思うのですが。」

英文解釈

1文目のthe frustrated authorはラスロップであることを見抜く。

3行目のI beg of youは「お願いします」の意味で、ofを抜いたI beg youも同意(前者の方が丁寧で堅い表現)。

11.

翌月、ラスロップは次のことを要求した。「私は辛抱強く待っています。何週間もの間、あなたからの公的な通知を。小説を進める準備ができたという通知を…。あなたは、12月1日までに、事態を再開できると思いますか?」

英文解釈

2行目のforは1行目のwaitingとつながる。

2文目のtake O upは「O(中断していた物事)を再開する」の意の熟語表現。

12.

ようやく、1892年1月下旬、エジソンは一束のメモが完成したのでラスロップに取りに来るようにと返答した。エジソンのメモと出版された文書を見比べると、作品の多くがエジソンのアイディアを基礎とし、ラスロップがいささか風変わりな、しかし愉快な冒険物語の形でアイディア同士の結び付けを行っていることがわかる。

英文解釈

2行目はready for O toVOVする準備ができている」の意味で、for Oは意味上の主語を表す重要表現。

下から2行目のwith以下はwith O C(付帯状況のwith)。

13.

『In the Deep of Time』は、最終的には中編小説となり、彼らが当初計画していた長編の小説ではなくなったが、いくつかのアメリカの新聞で、連載小説として1896年12月から掲載が始まった。The English Illustrated Magazineは、その年の春に同小説を2分割して掲載した。これには次のように著者名が記された。「George parsons Lathrop in Collaboration with Thomas A. Edison」

英文解釈

2文目最後のthe following springは過去時点から見た未来を表す副詞表現。

(Greg Daughertyの著作より引用)

設問〔1〕

(A)初めてラスロップと会ったときのエジソンについて、正しいのはどれか。
ちょうど新しい種類の電球を発明したところだった。
彼のSF小説『Progress』はベストセラーだった。
読書が大好きで多数の本を所有していた。
自分の人生の話を公にすることを楽しんだ。
(B)エジソンがラスロップとのSFプロジェクトの作業を中止したのはなぜか。
最終的に興味を失ったから。
メディアの中で多数の批判を受けたから。
かわりに機械小説家を発明することに注力し始めたから。
出来の良い小説を書く才能がないことに気づいたから。
(C)ラスロップがエジソンと協働しながら小説を作るのは難しいと感じたのはなぜか。
エジソンは自分自身のことを公の場で話したがらなかったから。
エジソンはラスロップが書いたものを読もうとしなかったから。
しばらくすると、エジソンは彼と面談をする時間を十分に取らなくなったから。
ラスロップがどのように賃金を得るかについて二人の意見が頻繁に食い違ったから。
(D)中編小説について、本文で述べられていないことはどの点か。
多くの新聞に掲載された。
題名がもともとのそれと違っていた。
出版された後、大きな成功を収めた。
当初の予定よりもいくらか短くなった。

設問〔2〕

エジソンは、自らの発明品について歴史上のどの発明家よりも多くの特許を取った。
ジョージ・ラスロップはエジソンが自身の自叙伝を書くのを手伝った。
SF小説は19世紀後半に大変人気があった。
エジソンからラスロップへの手紙だけがラトガース大学に残されている。
ジョージ・ラスロップは自身の中編小説を書くのにエジソンのメモを利用した。

設問〔3〕

エジソンの最も有名な発明品に関する記述
ラスロップの経験した、エジソンとともにものを書くことの難しさ
アメリカの有名な発明家と作家の友情
メディアが関心を持ったエジソンとラスロップの間の不一致
19世紀においてあれほど多くの人がSF小説を読むことに夢中になった理由

第1問-解答

〔1〕(A)⑶ (B)⑴ (C)⑶ (D)⑶

〔2〕⑴3 ⑵2 ⑶1 ⑷2 ⑸1

〔3〕⑵

第2問-全訳

1.

我々が「利便性」を大切に思いつつ、将来の計画を立てることができないことを受容するというのは、まったく新しい思考法であり、過去70年の間、我々はこの考え方に適応する新たな異なる経済システムを構築してきた。現代のこの思考、消費、そして生産の方法について、必然的なことは何もない。むしろ、これまで生きてきた人間の大多数が、廃棄することを前提とする物を生産するために乏しい資源を使うなどという考えが極めて愚かであると感じるであろう。しかし、我々の消費者文化がついこの間生まれたばかりのものであるということが、必ずしも楽に変更できることを意味するわけではない。しかし、我々はこのような形で常に生きてきたわけではないので、我々はそれに固執する必要もないことは明らかである。我々は変わることができる。それを望むのならば。

英文解釈

1文目は名詞構文と呼ばれるもので、Our love ofはWe love、our acceptance ofはwe acceptにいったん置き換えて読むと分かりやすくなる。また主語がOur love … and our acceptance …なのに対し動詞がisであることから、この2つは別個のものではなく複合体として考える(curry and riceやbread and butterなどと同じ)。

空所(A)にはon the contraryが入るが、これは否定の内容を強調するために用いられている。Longman Dictionary of Contemporary English Onlineによると、”used to add to a negative statement, to disagree with a negative statement by someone else, or to answer no to a question”と定義されており、”It wasn’t a good thing; on the contrary it was a huge mistake.”という例文が示されている。

空所(A)の直後の文は動詞findが第5文型(SVOC)で用いられている。find the idea of … absolutely mad「…という考えが極めて愚かであると感じる」と読む。

2.

私は消費主義を、ものを買うことへの愛情と定義する。ある人々にとってそれは、掘り出し物を見つけるスリルを意味する。またある人々にとってそれは、新しいもの、あるいは独特なものを探求することである。このどちらでもないなら、それは、店員が、あたかもプレゼントであるかのようにきれいに包装し、リボンまでつけて、購入された品を手渡しするまさにその瞬間のことである。

英文解釈

For some、For others、for othersはそれぞれ異なる立場の人々を表す。前から順にA、B、Cで表せば、「Aという人もいればBという人もおり、はたまたCという人もいる」ということ。

3.

しかし、ものを買うことへの愛情は、定義によると、一時的な満足感を与えるに過ぎない。この感覚は、いわゆる「スリル・オブ・ザ・チェイス」によって長持ちしうるし、ブランドものもキャリーバッグの中に買ったばかりの品を入れて道を歩く快感を含むのかもしれない。さらに、これは友人や家族に買ったものを見せることができたその瞬間にまで拡大することもできるかもしれない。

英文解釈

3行目の”thrill of the chase”について、Cambridge Dictionaryによれば”the excitement that you feel when you are trying to find something orachieve something difficult”と定義されている。

空所(B)にはpurchaseが入るが、これは当然動詞ではなく名詞である。

4.

しかし、消費主義の恩恵はどうしても短命である。なぜなら、それが結びついているのは購入という過程であって、その製品の利用とは結び付いていないからである。消費主義は物を買うことへの愛情だが、物質主義は物それ自体への愛情であって、これは重要な区別である。

英文解釈

英語として難解な箇所はない。消費主義と物質主義の違いを明確に理解できればよい。

5.

自然環境に対する消費の影響に関心のある者にとって、ものを買うことへの愛情とものを持つことへの愛情は明確に区別することがとても重要である。消費主義と物質主義はしばしば互換的に使用されるが、文字通りに取ればこれらは正反対である。もしあなたが心からあなたの車を大切にしているなら、新しい車と取り換えるなどと考えるのは辛いことであろう。同様に、もしあなたが台所や、靴、ベルト、あるいはカウチを大切にしているなら、あなたの心の中の物質主義が、新しいものを買いに急いで出掛けようとするのを妨げることになるだろう。

英文解釈

1文目のinfluenceはon the natural environmentのonと結びつく。influence、effect、impactなど、「影響」という意味を持つ語は前置詞onと結びつくことを押さえておきたい。

空所(C)にはwhile「~の一方で」が入るが、これは主節と従属節で対照的な内容が来ているからである。なお、主節の文頭のtaken literallyは分詞構文で「文字通り取れば」の意。

空所(D)にはSimilarlyが入るが、これは前後の文の趣旨が同じだからである。

6.

物質主義と消費主義を一緒くたにするのは馬鹿げたことだ。まったく問題なく機能する製品を捨てることをいとわない我々の気持ちは、物を大切にする気持ちとはまったくの正反対である。

英文解釈

2文目のour willingness to dispose ~も名詞構文で、we are willing to dispose ~にいったん置き換えて読むと分かりやすい。

7.

自然環境に対して75億人もの人間の消費決定が与える影響力について懸念を抱いている人々にとって、我々が何を買うかについての選択は大変重要なことである。自分が裕福であることを示すために金を費やすのが大きな自動車とアンティークの絵画のどちらであるかは無関係だが、これは消費主義がもたらす環境的な結果が重大なものではないということを意味するわけではない。

英文解釈

1文目ではまず、第5段落で書いた通りimpactとonは意味の上で結びつくので見逃さないこと。文末のmatter enormouslyは動詞と副詞で「大変重要なことだ」の意。

2文目はwhether A or BABのどちらであるか」が主語となっている。

8.

簡潔に言えば、我々が買うものすべてが与える自然環境への影響を減らしたいと考えるなら、もっと長く自分の持ち物を持ち続けなければならないということだ。我々は、それを維持し、それが壊れたら修理し、もうこれ以上必要ないとなった場合に、新たな居場所を見つけてやらなければならない。すでに持っているものにもっと満足感を感じなければならないし、余暇にも満足しなければならない。逆に、新しいものを買うことで得られる満足感を減らさないといけない。もしこれができたなら、世界経済はその形や性質を変えるであろうし、人間の活動が自然環境に与える影響もまたそうなるだろう。

英文解釈

2行目のhang on to Oはkeep OOを持ち続ける」の意の重要表現。

最終文の後半as would ~は「~もそうだろう(そうするだろう)」などといった同意を表す倒置表現で、正確には『as+助動詞+主語(+動詞)』の形をとる(最後の動詞は直前の文と同じであれば省略される)。

つまり、as would the impact of human activity on the natural environment (be transformed)のように、省略されている動詞を補えば読み間違えることはない。

なお、Longman Dictionary of Contemporary English Onlineによると、”used to add that what you have said is also true of someone or something else”と定義されており、”Eve’s very tall, as was her mother.” “I voted Labour, as did my wife.”といった例文が示されている。

9.

もし世界が危険な気候変動を避けるつもりでいるならば、人間の消費行動は次の10年で真剣に変わらなければならない。この問題は複雑なものではない。誰もが我々は方向を変える必要があるということを知っている。議論すべきは、そのタイミングである。

英文解釈

1文目は『be toV(BE TO 不定詞)』がif節中で用いられている形。この場合の『be toV』は「Vしようとする・Vするつもりだ」などと目的・意図を表すように訳す。

10.

毎年大量の食物が廃棄されているのは、果物にシミがあるからであったり、葉野菜に虫に食われた跡があるからであったり、生産者が誤解を招く「賞味期限」をラベルに表示したりするからである。同様に、何十億バレルもの油からペットボトルが製造されているが、これは、向こう何千年ももつにもかかわらず、一度使ったら廃棄されることが想定されているのである。

英文解釈

3行目の”best before”は賞味期限の意(best byも同意)。ちなみに消費期限はexpiration dateまたはexpiry date、あるいは短くEXPまたはuse byで表される。

油の単位であるバレルは、1バレル=約160リットルを押さえておくとよい。

4行目のwhichの先行詞はplastic bottlesであり、動詞はwhile以下の挿入の後にあるare intended。

11.

世界中の消費者が、今後10年の間にペットボトルの水にお金を費やすことを選ぶか、はたまた自分で水を持ち歩くことにするかは、ボトル入り飲料水の相対価格と自宅から繰り返し使える水筒の費用によって決まることはないだろう。それを決めるのは文化だ。バナナの茶色いシミを見て食べ頃だと感じるか捨てようと感じるかは文化に寄って決まる。毎年捨てる必要のある製品を買うことが社会的地位の源であるか、羞恥心の源であるかは、文化によって決まるのだ。

英文解釈

1文目は第7段落と同じくwhether A or BABのどちらであるか」が主語となっている。

空所(G)にthrow it awayが入るのは直前のeat itと対照的な意味の組み合わせを作るため。

12.

環境問題に対する最善の策は、そもそもそれらが起こることを防ぐことである。そして、人間の消費パターンが大きな環境被害をもたらすことを食い止める最善の方法は、過剰な消費と廃棄にまみれた我々の文化を改善することである。

英文解釈

空所(H)にstopが入るのは、『stop O (from) Ving』(OVするのを止める)の形を念頭に置くと、human consumption patterns doingの部分がピタリと当てはまるから。もちろん意味も正しく通る。なお、do harmで「害を与える」の意。

(リチャード・デニスの記事より引用)

設問〔1〕

(A)⑴ やがて、最終的に
 ⑵ やがて、事が順当に運べば
 ⑶ 逆に;むしろ
 ⑷ さもないと
(B)⑴ 購入した物
 ⑵ 敬意;面
 ⑶ 責任
 ⑷ 驚き
(C)⑴ ~なので
 ⑵ (万が一)~が起こったら
 ⑶ もし~なら
 ⑷ ~の間に;~の一方で
(D)⑴ 結果として
 ⑵ その一方で
 ⑶ 同様に
 ⑷ 残念なことに、不運にも
(E)⑴ 効果的な
 ⑵ 重大な
 ⑶ 疑わしい
 ⑷ ありそうにない
(F)⑴ 割ける
 ⑵ 議論する
 ⑶ 調査する
 ⑷ 理解する
(G)⑴ それを調理する
 ⑵ それを凍らす
 ⑶ 後のためにそれを節約する
 ⑷ それを捨てる
(H)⑴ 測定する
 ⑵ 推進する
 ⑶ 止める
 ⑷ 理解する

設問〔2〕

⑴ 過去において社会が機能した方法
 ⑵ 人間が周囲の資源を無駄遣いする方法
 ⑶ 人々が世界経済システムを理解する方法
 ⑷ 社会が次第に環境問題に気付きつつある方法
⑴ 他人が持っているものを持ちたいという願望
 ⑵ お金を無駄遣いしたことに気づいた時の後悔の念
 ⑶ 物を買う時に私たちが経験する感覚
 ⑷ 欲しいもの全てを買うことはできないということに対する欲求不満
⑴ 覚えておくべき重大な点
 ⑵ 状況を改善するための方法
 ⑶ 消費主義と物質主義の違い
 ⑷ 購入するものを考え直す必要がある理由
⑴ 気候変動の危険
 ⑵ 世界経済の不平等さ
 ⑶ 人々がこれほどまでに無駄遣いする理由
 ⑷ 人間の消費パターンを転換させる必要性
⑴ 飲食物の費用
 ⑵ 経済の強さ
 ⑶ 人々の環境的な気づき
 ⑷ ボトル入りの水の質の向上

第2問-解答

〔1〕(A)⑶ (B)⑴ (C)⑷ (D)⑶ (E)⑵ (F)⑴ (G)⑷ (H)⑶

〔2〕あ⑵ い⑶ う⑶ え⑷ お⑶

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