【大学入試改革】共通テスト、国・数の記述式延期へ

ようやく延期が確定されるようです。

共通テスト、国語と数学の記述式延期へ 文科省が来週正式発表

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2020年度から大学入試センター試験に代わって始まる大学入学共通テストで、国語と数学に導入される予定の記述式問題について、文部科学省は延期する方針を固めた。来週にも正式に発表する。事実上の白紙に追い込まれた英語民間試験の活用に続いての延期で、共通テストの実施で目指した大学入試改革の二つの柱がいずれも折れる形となる。

この改革(改悪)によって振り回された人たちの怒りや落胆は察するに余りありますが、責任の所在はどこにあるのでしょう?

推進してきた人間はどこの誰なのかを明確にし、なぜこれらの問題を蔑ろにしてきたのかを説明する責任があるはずです。

もちろん文書でかまいません。

記述式賛成派の「記述式答案」をぜひお手本として公開していただきたいものです。

しかし、実は「改悪」はこれだけではありません。英語の試験問題もおかしいのです。

これまで筆記80分200点・リスニング30分50点の配分だった英語が、時間は変わらないまま100点・100点に変更されます。

筆記の内容も、プレテストを見る限り発音問題と文法問題がすべて削除されています。

センター試験は決してネイティヴ・スピーカー向けの試験ではなく、英語を外国語として学ぶ人向けの試験だということを理解していないのでしょう。

赤ちゃんではなく、すでに母国語を獲得した人間にとっては、文法体系から理解した方が外国語の習得はスムーズなのです。

そして、文法が問われないことも問題ですが、それ以上に読解問題の質がひどく低下してしまっていることも同じくらい大きな問題です。

現行のセンター試験の読解問題は質・量ともによくバランスが取られ、かつ問題形式もよく練られており、受験生の実力をかなり正確に測ることができていました。

ところが、プレテストでは実用英文とでも呼ぶべきものばかりが並び、あたかも「じっくり読まなくていい、さっと目を通して理解しろ」とでも言わんばかりの構成です。

やはり、外国語学習者向けという点が忘れ去られているようにしか思えませんし、記述式問題の利点として盛んに言われていた「思考力を身に付けさせる」という点からは真逆とも取れる形式なのです。

まだ1年ほどの猶予はあるのですから、今すぐにセンター試験の存続を宣言し、問題の作成に当たってほしいと思います。

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